なんか唇に…… なっ!まって、何? 私の唇から柔らかいものが離れ、足音もだんだんと遠ざかっていった。 ―――――――ガラッ ドアが閉まった音を確認し、急いで目を開けた。 ちょっ、本当、何? 周りを見渡す。 落ち着いてー…。ふぅ。