次の日。

駅前の喫茶店の中にはいると、

「夢!!こっち!!」

拓が奥の席にいる。

その向かいに座って紅茶を注文した。

「久しぶり。夢。」

「久しぶり。話ってなに??」

「…夢はさ、今桜並男子校で働いてるんだろ??」

「え…。なんで知ってるの…。」

「それで体育祭に行きたいんだ。チケットがないと入れないからさ。」

「うん。余ってるからいいけどさ。…なんで男子校で働いてるって知ってるの??」

「あるところからね。」