運命の1日目


「ゆ、夢ちゃん…あのさ「夢ちゃ~ん!!メアド交換しようよ~!!」
…出た!!

夢ちゃんファン!!

「俺も!!」

俺も、と大人数のファンが夢ちゃんからメアドを聞いている。

いつの間にか前には人だかりが…。

「こんなところを進めと言うのか…。」

でも後一週間、1日1日が大切なんだ…!!

「よしっ!!行くぞ!!」

前の人だかりの足元をくぐり抜けた。

「いたっ…。」

たまに蹴られたりしたけど、やっと夢ちゃんに…!!


「夢ちゃんっ!!」

そこに夢ちゃんは…


いなかった。


「なんで!?」