数時間後。

「執事喫茶、よろしくぅ~♪」


「「イェーイ!!」」

…この状況はなんだろう?

昴が歌い、准がキーボード。朔也がドラムで俺が…ギター!?

「要!テンションあげろよ!!」

いやいやいや。
おかしいでしょ!!

「朔也、俺らなにしてんの?」

「なにって…バンド?」

バンド!?

練習もなにもしてないよね??

「なんの曲弾くんだよ?」

「え?適当。急にできたバンドだし。」

おい!!

けど確かに昴の歌の歌詞が適当だ。