『ん…わぁ~…どうしたのこれ!』
目の前に差し出されたの二つの綺麗な花束。
甘い匂いがするとは思ったけど、まさか花束だとは思わなくてびっくり…。
「エレエレ達の為に買って来てやったぞ♪」
「あんただけが買ったみたいに言わないでよ。皆からだからね!」
「っていうか、お前ほとんど払って無いし」
「う、うるせーな!だからここまで恥ずかしい思いしながら一人で持って来たんだろうが!!」
「「当たり前」」
「ハモってんじゃねぇよ!!」
亜季と那純に容赦なく突っ込まれる亮太。
なんか、似合わない花束を恥ずかしそうに抱えて、二人に文句言われながら歩いてる亮太の姿が想像出来て笑える。
「だから、お花先に渡そうって事になって裏まで来ちゃったの。騒がせちゃってごめんね」
ただ一人おっとりしてて、礼儀正しい舞ちゃんが申し訳無さそうに言った。
うん…多分、舞ちゃんは1番何も悪く無いと思うけどね?

