「あっ!お前だけずりぃ!」
「うっさい!あんたに必要無いだろうが!」
『あ~!待って、それペアで入れるから一緒に来れば?』
また言い合いが始まりそうな2人の間に割って入って言う。
「おっ!やった!」
「チッ…。誰が連れてくって言った?」
「はっ!?何舌打ちして…」
「あんた達いい加減にしなさー―い!!」
突然亜季から雷が落ちて、ビクッとする。
その後、散々亜季に怒られ、スパルタの勉強会にになったのは言うまでも無い…―――――。
で、なんとか全員追試に合格して今日を迎えられたけど、二度とあんな追試受けたくない…。
思い出すとつい顔が引きつる。
「何、変な顔してんの?」
『えっ、いや別に…。それより何でこっちに?客席入り口反対側だよ?』
「それは…ってあ――!あんたちょっとあれ何処やったの!?」
亜季が亮太に向かって怒鳴る。
「んな、でけぇ声で言わなくてもあっちに置いてあるよ!」
亮太が面倒臭そうに、建物の影になってる所に何かを取りに行った。
何だろう…。

