「ファッションショーってこの間、那純が応募してた奴か?」
「ハズレたけどな…って!なんであんたが知ってんだよ!」
「この間、お前ん家行った時に応募用紙見たし」
『えっ!那純応募したの?』
Cute Girl読んでくれてるのは知ってたけど、ファッションショーに興味あるとか意外…。
「なんだよ、あたしが応募しちゃ悪いのかよ?」
『いやいや!』
ふて腐れたように睨んで来る那純に首を横に降って否定する。
あっ…そうだ!
「あたしチケット持ってるから、行くならあげるよ?」
読者用の席とは別に関係者とか、家族とか呼べるように席を確保してあるから、何枚か券もらったんだよね~。
「…マジ?」
『うん、もう親とかにもあげたし。はい、これ』
「ま、まぁ、行ってあげても良いけど?」
口ではしょうがないみたいな言い方してるけど、チケットを見てる那純の目が子供みたいにキラキラしてる。
いつもは無愛想な癖に。
笑いたいけど怒りそうだから我慢しよ…。

