「絵玲奈~冷やし中華無かった…っわ!すいません…って、青山さん!?」 買い物から戻って来た結衣奈が青山蒼士にぶつかりそうになって驚き、更に青山蒼士が居る事にも驚いてるっぽい。 「どーも。…あ、そういや…」 何か思い出したかのようにこっちに戻って来る。 『な、何よ!?』 思わず身構えるあたし。 「ほい。やるよ」 ポスッと頭の上に何か置いてくる青山蒼士。 『へ…?何!?』 条件反射で頭の上の物を押さえるあたし。 「これ食えやちょっとは良くなるかもな」 そう言うと今度こそ去っていった。