「てっめぇら…マジなめてんのか!」
ビュッ!
『うわわっ…!』
「うおっ…」
「………」
ヤンキーの飛んで来た拳にそれぞれ避ける。
っていうかあたし関係無いし!!
「危っねぇなナス!!」
「本当に女性とは思えませんね」
避けた時にずれたメガネを直しながら言う真面目くん。
意外と機敏…。
「ナスっていうな!勝手に女の定義決めてんじゃねぇよ!!」
『えっ…!』
何故かあたしが睨まれたんだけど!!
『何……』
ガラガラッ!
「お前ら何やってんだ!!」
あたしが口を開いた所で勢いよく開き、増沢先生の声が響き渡る。
その後、説教が始まったのは言うまでもない…。

