――ガラガラ 『失礼しま~す…』 着替え終わり、亜季と一緒に保健室に来た。 「あ、絵玲奈!亜季ちゃんも!」 椅子に座って氷を持ってる結衣奈が元気そうに言う。 『結衣奈大丈夫!?』 「うん、もう平気~!」 『良かった…もう、心配させないでよ~!』 「忘れてたくせ…んっ…!」 亜季の口を抑えて言わせないようにする。 「ん?どうしたの??」 不思議そうな顔の結衣奈。 『な、なんでも無いよ?ハハハ…』 「んー!!」 『あ、ごめん!忘れてた!』 苦しそうな亜季に気付いて、手を離す。