「もう無理!」

「えっ?」



その瞬間思いっきり手首をつかまれて、今薫が座っていた机に座らされた。




「キャッ…!…か、薫?」



そう言って薫の目をじっと見る。

珍しく真剣な表情で、少しドキッとする。



「凛…可愛すぎ。」



その瞬間唇を奪われた。



「んっ…!」



珍しくはじめから深いキス。
なんか…とろけそうになる…


二人の息遣いが無音の教室に響いて少し恥ずかしくなる。




私の手の上に自分の手を重ねる薫。

でもその手が次第に私の頭に移動する。



「…はぁ」



一瞬唇が離れた瞬間息をすう。

でもまたすぐにふさがれてしまう。