「なんか元気出ました♪」 そう言うと 俺の手を離した。 「あのお話、聞いてくれないかな?」 俺はコクリと頷く するとノアは下を向きながら話し始めた。 「3年前に父と母が他界したの。 ずっと私、親戚の家を盥回しにされて…もう嫌だって!思って、家出してきたの」 こんなに若いのに両親を亡くしてたのか それで親戚の間を盥回しって… 「そーか…辛かったな?」 「うん…」 それでこの山奥に来たってわけか。