美人薄命



「この通りにこんな店あったかな…」


通りなれた道をキョロキョロしながら住所の場所を捜す。

確かこっちは髭男の店の方だったと思うけどまさかね。


「…。」


着いたのまさかの髭男の店だった。


「Jade Collectible…。」


間違いない。芽衣にやられた…。
帰ったら文句言ってやらなきゃ。

店の扉には定休日の文字。
引き返そうかと考えながら扉に手をかけると扉は簡単に開いた。
恐る恐る店内を覗き声をかける。

「…お届けものでーす。」


何も返事がない。

意を決してさっきより大きな声をかける。


「こんにちは!お届けものでーす!」


「悪いけど奥まで来て。」


「奥?」


カウンターの奥の扉が少し開いているのに気付いてゆっくりと開けてみる。


「お届け…」