「じゃ俺帰るわ。」 そういうと髭男は支払いを済ませ扉の前で立ち止まりこちらを振り返った。 「俺、髭男じゃなくて白井春人だから。じゃーな、ビジンさん。」 「なっ!?!?」 私は口をパクパクさせるも言葉が出てこない。 その隙に髭男は店を出ていき、店内の人は私を好奇な目で見ている。 芽衣と陽平さんは堪え切れずに笑っていた。