美人薄命



今日も仕事終わりに芽衣のところへ向かう。

最近は家の居心地が良くて、寄り道することなくコーヒーを飲む事が日課になりつつあった。

だから以前と比べて久しぶりに芽衣のところに行く気がした。




「こんばんはー。」

「ミトちゃんいらっしゃい。」


陽平さんが穏やかに迎えてくれる。
相変わらず癒されるな。
なんてほんわかした気分になっていると


「あっビジンだ。」


陽平さんの前のカウンターに座った男。


「げっ髭男!」


「あぁ?」


怪訝そうにこっちを見る髭男に慌てて口を閉じる。