美人薄命



「あとはラグを替えるとか、テーブルもあるけど。
テーブルならこれがあんたっぽい。」

さっきと同じく木製で曲線が綺麗な丸みのあるローテーブル。
あの椅子やソファとも合うし、きっと私の部屋にも合うと思う。


「これにする!」


「この前のマグカップにも合う。」

「あ…」


マグカップの事忘れてた。
あれも丸っこくて似てるかも。
なんて事を考えながら何気なく視線を上に向けたとき。


「綺麗。」

そこには電球の形が独特な照明。

「それスプートニク。」


「スプートニク? ロケットの?」


「知ってんの?ロケットってか人口衛星だけど。」


「これも!」


「…どうも。
で、どうすんの?」


「何が?」


「持って帰れんの?」


「あ…」

全然考えてなかった。
テーブルだけなら…無理だ。歩ける距離だけど持っては帰れない。