美人薄命



「話したくないならいいのよ?」


「話したくない訳じゃなくて…どう説明したらいいのか…。」


それから私は春人くんが好きなことに気付いたこと。

沙織さんのこと。

忘れるためにHangoutにも行かないようにしてること。


明日香に話してみたら意外と単純なことだった。


「なんか…話してみると悩むことでもないね?
思春期みたいな悩み、あはは!
私、意外と乙女なのかも!」


こんな事を話して急に恥ずかしくなってきた。


「…。」


明日香は紅茶を飲みながら何も答えてはくれない。


「ご、ごめんね?くだらない話しちゃって…」


勿体振った割に中身のない話で呆れてしまったかもしれない明日香に慌て謝る。