「じゃあ行こっか」
光と陽があたしと真里のところに来た。
「「うんっ」」
あたしと真里は声を合わせて返事した。

「駅前のカラオケ行こうぜ。新しくなったじゃん」
「そうだね~。じゃあ駅前んとこ行こうか」
あたし達は駅前のカラオケに向かった。
駅前ということでもちろんあたしの実家の近く。
帰りに実家寄ろうかな。

10分くらい歩くとカラオケ屋に着いた。
「よーし!!じゃあ歌うか~!!」
光が1番に歌った。
見かけによらず光の声は美声。
みんな聞き惚れると思う。

グスンッ…

ん・・・?
え、真里泣いてんの!?!?!?
「ちょっと真里!?!?何泣いてんのよ??」
「だ・・・って・・ひか・・・るの歌・・・感動しちゃ・・・って・・・」
「そんな俺の歌よかったかー?」
「う・・・ん・・・」
「こんなでよかったらいつでも聞かせてやるよ」
「ありがと・・・。光・・・こんなタイミングで言うのKYだってわかってるけど・・・あたしね・・・?光のこと・・・」
「ちょっと待った。俺が言う。」
「え・・・?」
「真里・・・好きです。俺と付き合ってください」
「え・・・?あたし??あたしでいいの??」
「それ俺のセリフ。俺でいいの?」
「あたしは光じゃなきゃ嫌!!!」
「じゃあ・・・これからもよろしくな?」

こうして光と真里が結ばれた。
ほんとによかったね~!!真里!!

そして真里と光は2人で遊びたいと言い、あたしは陽と2人でカラオケ屋に残った。