君にプレゼントを贈った。君は誕生日でもないのにと苦笑い。

そんな君が好き

笑った時、えくぼが4つになるところが魅力的。

黙っているとすましているように見えるけれど、本当は違うこと、俺は知ってる。

本当は悲しいんだよね?

君を見ているとほっとする。

君はいつか言っていた、人に夢を与えられる人になりたい。それが夢なんだって。俺はそれを聞いたとき嬉しい気持ちになったんだ。心から君は素敵な女性だよ。って言える。

君が鏡に向かって化粧する。俺は支度が出来て黙って車で待っている。ようやく君が現れた。俺の為におめかしを頑張ってくれた俺のお姫様。君はお待たせしましたと俺の車に乗り込んだ。俺はしかめっつらして君をむかえた。

君は猫を可愛いという。俺はハムスターの方が可愛いと思う。

君は言った。

「猫さんのあのしっぽ。ぶっくんとしてかわいい」



俺にしてみれば、だから?の一言につきる。君は困ったような悲しいようなそんな顔を俺に見せる。別に君にそんな顔をさせたい訳じゃないのに。

君は体が柔らかい。俺の隣で柔軟体操をしているそんな君は元陸上部。

あんまり集中しているようだから、悪ふざけでちょっかい出したら脇腹に強烈なキックが入った。君は気性が荒いと俺は思った。

君を見ていると、あきないんだ。だから一緒にいて欲しいと言ったのに、言葉にした時はもういない。

この部屋は君がいたときのままなのに、もう君は僕の隣にいない。悔しくて悲しくて憎らしくて、君の笑顔が目に浮かぶ。目を閉じても、瞼の裏に焼き付いて離れないんだ。