あたし÷俺様王子=禁断

あたしは、小早川くんから15本のバラの花束を手渡された。


あたしが今まで見てきたバラの中で一番綺麗なバラ。



きっと、あたしが15歳だから15本のバラの花束なんだよね。



『ありがとうございます』



「いぇいぇ、どういたしまして。
薔薇のとっても似合う素敵な大和撫子に喜んで貰えて嬉しいな」



爽やかな笑顔が素敵な小早川くん。



ああっ。
感動しちゃうな。
本当にお姫様になったみたいな気分。



あたし、小早川くんに恋しちゃったのかな。



「お坊っちゃま。
そろそろ、服部記念病院に向かわなければならないお時間でございます」



あたしを夢心地から現実に引き戻す、イケメン執事の業務的報告。



やっぱり、恋が始まった瞬間に別れが待っているのね……



うぅん??
服部記念病院!?