あたし÷俺様王子=禁断

「ひな。
話しかけちゃいけない約束を破ってゴメン。
卒業式にどうしても伝えたい事があって」



『いゃ、別にイイよ』



後輩女子部隊に勘違いされなきゃね。



「ひなのために取って置いたんだ」



「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ」



レンが差し出してきた物は、第2ボタンだった。



『えっ、これ、あたしが受け取ってイイ物なの?』



後輩女子部隊がわめき散らしてるし。



「うん。
ひなに受け取って貰いたかったんだ。
15年間、ずっと二人が、一緒にいた記念として」



『あ、ありがとう』



「いゃあぁぁぁぁぁぁ」



この流れじゃ受け取らなきゃだけど、後輩女子部隊がウルサイうるさい。



「ひな。
第2ボタンを受け取ってくれてありがとう。
実は、もっと凄いプレゼントを用意してるんだ」



ヤメテっ!
これ以上、後輩女子部隊を刺激するのは……



レンはバッグの中からプレゼントを取り出す。


『えっ!!』