退屈な卒業式は終わった。
モテ先輩男子は後輩女子達に取り囲まれ、非モテ先輩男子は見栄を張るためにコッソリ自分で第2ボタンを取り外し隠す。
そんな悲喜こもごもの卒業式お約束の風景が、すでに繰り広げられていた。
あっ、レンの学ランのボタンもう全部なくなってるじゃん。
そう考えてみると、中3女子って何にも楽しみなくて、つまんないの。
あたし、王子様に一途な恋心を抱いていたから、先輩に第2ボタンを貰いに行くってシチュエーション体験した事ないし。
そんなお約束の行事を体験しなかったのも中学校生活の心残りかな。
もしも、タイムマシーンが有ったとしたら、あたし、どんな先輩に第2ボタンを貰いに行くんだろうね……
「ひなー」
ぐげっ!!
取り囲む後輩女子達を振り払い、レンがこっちに向かって来る!!
「きゃあぁぁぁぁぁぁ」
ちょっと、イヤだからね。
後輩女子達に変に勘違いされるのは……
モテ先輩男子は後輩女子達に取り囲まれ、非モテ先輩男子は見栄を張るためにコッソリ自分で第2ボタンを取り外し隠す。
そんな悲喜こもごもの卒業式お約束の風景が、すでに繰り広げられていた。
あっ、レンの学ランのボタンもう全部なくなってるじゃん。
そう考えてみると、中3女子って何にも楽しみなくて、つまんないの。
あたし、王子様に一途な恋心を抱いていたから、先輩に第2ボタンを貰いに行くってシチュエーション体験した事ないし。
そんなお約束の行事を体験しなかったのも中学校生活の心残りかな。
もしも、タイムマシーンが有ったとしたら、あたし、どんな先輩に第2ボタンを貰いに行くんだろうね……
「ひなー」
ぐげっ!!
取り囲む後輩女子達を振り払い、レンがこっちに向かって来る!!
「きゃあぁぁぁぁぁぁ」
ちょっと、イヤだからね。
後輩女子達に変に勘違いされるのは……

