下はスウェットのまま制服のブラウスだけ着替えて、リビングで綺麗に焼かれたパンをほおばる。

「またあんた適当ね」

そう話しかけてきたのはお姉ちゃんの咲(サキ)


『ん~うるさい!…ごちそうさま、』


そう言い残して残った着替えを済ませ、アイロンをして家を出た。


ウォークマンで音楽を聞きながら自転車をゆっくり漕ぎ、学校に行く

これがまた幸せな時間。


「…や!あや!!!!」
『んっ?』

学校に着き、決められた駐輪場に自転車を止める私に声をかけたのは親友の愛美(マナミ)。


『愛美!おはよっ♪』
「もぉ~ほんっと音楽聴くの好きだね」
『わかってるね~』
「なにそれ(笑)」


そんな会話を愛美と毎日してるだけで幸せなの。

楽しくてしょうがない!