【一話完結×短編集】ビター&スィート

何もないまま




告られたあの日…


バレンタインから


1ヶ月が経過した…





あのまま

開かれてさえいない

チョコレート





一瞬でも浮かばなかった訳でもない





でも…




その気がないなら


するべきじゃねぇ





だから

俺はそのままにした



期待させてもいけねぇから





あれから何度かあった委員会も終わり



春を迎えた