主従関係

「とにかくだ!俺の使用人に手を出すなんて許さないからなっ!!」


直人様は顔を真っ赤にして叫んだ。


「櫻庭?人の恋愛に首を突っ込むなんて無粋だぞ。」


「それに花蓮君には僕の方がお似合いだと思うが?」


藤堂会長は自信満々に言いのけた。


「全てにおいて僕の方が勝ってると思うよ。」


藤堂会長はふはははと高らかに笑い出した。


「藤堂!!俺と勝負しろ!!」