主従関係

「ますます綺麗になったね…。」

「あの時、君に振られてたから君の事が今まで忘れられなくて…。また逢えて嬉しいよ。」


そう言うと私の頬に触れ髪を触った。


かぁぁぁ…。


フッたぁ〜?何?何の話しなの〜?///


すると直人様がベリッと私たちを引きはがした。


ほっ。


「お前、あの時のナルシストのガキか…。」


えっ!?直人様は覚えてるの??


直人様は憎々しげに藤堂会長を睨み付けていた。


「人のもんに触んじゃねーよ。」


直人様は私の手首を掴み、会長との距離をとった。