「滅びた。」
!!!
「いや。正確には滅びそうになった。真田家の者が次々と原因不明の死を遂げたから……。弥吉の霊を見たものもいるという話しだ…。恐ろしくなった我が一族の生き残りが全財産を捨て櫻庭家に許しを請うた。」
「真田家は常に弥吉の霊に見張られている。常に櫻庭家の為に仕えなければならない。肝に銘じときなさい。」
「はい……。」
御祖父様の話しに当主としてのプレッシャーの重圧がかかりフラフラと立ち上がり御祖父様の部屋を後にする。
今も弥吉に見られているような錯覚に陥り、ドキドキし始めた。
「かーれん!!」
ビクッ!!
突然、後ろから肩に手を置かれビックリしてしまった。
「なおくん……。」
振り返るとくったくない笑顔の少年がいた。
あの時と変わらない笑顔で私を見てくれている。
5歳の誕生日にプロポーズしてくれた笑顔と変わらない………。
でも…私達は結婚出来なかったんだね……。
°。・*°。・*°。・*
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「いや。正確には滅びそうになった。真田家の者が次々と原因不明の死を遂げたから……。弥吉の霊を見たものもいるという話しだ…。恐ろしくなった我が一族の生き残りが全財産を捨て櫻庭家に許しを請うた。」
「真田家は常に弥吉の霊に見張られている。常に櫻庭家の為に仕えなければならない。肝に銘じときなさい。」
「はい……。」
御祖父様の話しに当主としてのプレッシャーの重圧がかかりフラフラと立ち上がり御祖父様の部屋を後にする。
今も弥吉に見られているような錯覚に陥り、ドキドキし始めた。
「かーれん!!」
ビクッ!!
突然、後ろから肩に手を置かれビックリしてしまった。
「なおくん……。」
振り返るとくったくない笑顔の少年がいた。
あの時と変わらない笑顔で私を見てくれている。
5歳の誕生日にプロポーズしてくれた笑顔と変わらない………。
でも…私達は結婚出来なかったんだね……。
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