主従関係

「そのドレス、良く似合ってる。今日は一段とキレイだね。」


少し照れながらだったが花蓮にニコリと微笑んだ。


すると花蓮は頬を赤く染め、


「恥ずかしい限りです……。」


消え失せるような小さな声で呟き、俯いた。



「花蓮……。17歳の誕生日おめでとう!!」


用意していた花束を花蓮に差し出した。


花蓮は花束を見つめ、優しい微笑みを浮かべ花束を受け取った。


「ありがとうございます……。」


色とりどりの花束を胸元に抱き、芳(かぐわ)しい香りを確認するかのように顔を寄せていた。


その表情は花たちを慈しむかのような穏やかな顔をしていた。



わっ!カワイイ…。



そんな花蓮の顔を見た俺の胸はドキドキと高鳴った。