主従関係

「で?藤堂、俺は何すればいいんだよ。」


ぶっきらぼうに藤堂に尋ねた。


「ここでは、会長と呼べ!!…それに後輩なんだから敬語を使えっ!!」



藤堂に敬語を使えと強制され、少なからずの反抗で手を挙げ、おどけた口調で返事をした。


「はーい。」


藤堂は片眉を上げ、少し沈黙があったが、

「過去3年間の月別の遠征費のデータを纏めてくれ!!そっちに資料があるから」

棚に並んだファイルを指差しながら言われた。


「あっ、はい。」


早速、生徒会の手伝いをしたのだが、こき使われる。こき使われる。


ううう…。


生徒会がこんなに忙しいなんて…。


データ作成にプリント冊子綴じ。


パソコンにかじりつく日もあれば、藤堂に使いに出され、職員室や部に行ったり、資料集めに図書室で探したり…




今はパソコンで頼まれたデータを入力していた。


「はあ。」


思わず、溜息が零れた。


「お疲れですか?」


するとコーヒーを入れてくれた花蓮が心配そうに顔を覗き込んできた。