主従関係

「あのさ、花蓮の唇を野球の勝負の賭けにしてただろ?」


「はい。それが?」


「藤堂の野郎、花蓮の唇じゃなくて、最初から俺の唇を狙ってたみたいで…」


そこで言葉を詰まらせてみる。


潤んだ瞳で更に花蓮に詰め寄る。


「生徒会室に行ったら、藤堂と一色てゆうチャラチャラした男に唇を奪われたんだ。」


ポトリと肩を落とした。


「…そんなっ!!何て卑劣何でしょう!」


花蓮は俺の話を聞いてブルブルと怒りを表した。


「私の直人様を傷物にするなんて許せませんわ!!」

俺、男だから傷物なんて考え過ぎなんだけど…


まあ、いいや。情を引いて攻めちゃお。