主従関係

「イヤならいい。花蓮君の唇を貰うだけだ。」


藤堂が脅してきた。


クソー。


「そんなに怒っちゃって〜もしかして、ファーストキスだった?」


一色が上目遣いで俺を見てきた。


「んな訳ねーだろ!!そんなん既に済みだ。」


両手腰に置いて踏ん反り返った。


子供の時だけど…。(苦)


「っまさか、花蓮君とじゃあ?」


青ざめた顔で俺に聞いてき。


「ふふん。まあ、否定はしないけど。」


子供の時だけど。


仕返しとばかりに不敵な笑顔を浮かべた。


「なにー!!ならば花蓮君の間接キスをするまでだ。櫻庭、キスさせろっ!!」

「うわぁー!!何でそうなるんだよっ!!」


慌てて藤堂から逃げる。


「待てー!!」


「俺にキスしても一色先輩の間接キスになるだけですって!!」


「一臣、さっき、直人にキスしたから俺にキスしても間接キスになるぞ。」


一色が色目遣いで藤堂を誘うが、

「遠いっ!!」

の一言で片付けられた。