主従関係

「やっぱり、直人の唇柔らかかった♪」


美形は悪びることもなく満足そうに微笑んだ。


口を手の甲で拭ったがさっきの感触が残り、気持ち悪かった。


背筋がゾワッとし、身震いがした。

「可愛ーい。子犬みたいだ。」

と美形が無邪気に笑った。
「俺は男だぞっ!!」

「俺は男も女もカワイイ、キレイが大好きなのさ。」
ぬぁにーー!!

怒りが沸々と沸いて来た。
「藤堂!まさか、コイツも生徒会じゃないだろーな?」


藤堂に怒鳴った。

呆気に取られてた藤堂はハッと気を取り直した。

「ああ。三年の一色凰雅だ。一応、生徒会役員だ。」

ななななな…なにぃー!?

「ふざけんなよっ!こんな変態がいるならお断りだ!!」


藤堂の机をバンッと両手をついた。