主従関係

「ありゃ〜会長は野球の経験ないんじゃない?」


湟がセンターにいる藤堂に見ながら行った。


「アレが穴だな。」


アイツは自分が野球出来ないからチームメイトで固めたんだろーなぁ。



「しっかし、今日の勝負が花蓮ちゃんの奪い合いって知ってて、アレだろ〜。
会長のファンクラブ気合い入ってんなぁ〜」


圭が藤堂のファンクラブの30人ぐらい?の子たちを見ながら言った。


お揃いのユニフォームを着て一糸乱れず、チアガールをやって一生懸命応援をしてた。

あの後ろから黄色い声援を送ってる集団もファンクラブだろう。


「嫌味なヤローだぜ。」

中川が呟く。


「まあ、コッチも応援してくれる子いるから。」

湟が指差す方を見ると小数グループの女の子たち何組かが確かに俺達の応援をしてくれてた。


殆どが湟と圭のファンだろう。


「頑張っちゃおう♪」


圭がおどけながらバットを持ってバッターボックスに立った。





しかし、その後は圭や湟がヒットを打つも繋ぐことができず、追加点を入れることは出来なかった。


センターに打撃が行っても藤堂のエラーがあってかライトとレフトがカバーしてるようだった。