「…緋芽!?」

振り向くと、キャバ嬢みたいな

髪の…詩央だ。


詩央は前よりも大人びていて格好も派手だ。

「あ、久しぶり…。2ヶ月ぶり?」


あたしはビクビクして詩央の方を見る。

「キャハハッ!緋芽超変わったァ!前よりもずっと綺麗!」

綺麗…?
「まあ、来てよ!話があるからさあ!」


詩央はあたしを連れて行き、何か不思議なところだった。

甘い匂いがあたしの鼻に入ってくる。

そこは女の人が20人ぐらいで男の人が…1人?ンッ!?

最所冬馬…。

2年間同じクラスだった…。俺様系な奴で女子をメロメロにしてたっけ。

その結果がこれか。