さっき助けようと決断した雑草を花壇に埋めた




その花壇は綺麗な花ばかりだけど、これも負けてない





綺麗な花と違い、一人でここまで生きた証




頑張って……私はもうそんな力はないけれど、失望はしない





「雑草でも名前はあるよね」
「うん…」





奈々も私と同じ目線だろうなと思う





「明日…行ってみるよ」

「そうしなよ」






原因は何……?
なんかしたの





それならまた私が
謝るから…





気にもならないのは知ってる私のこと





だけど、退屈からだけは
さ迷いたくない





「唖梨架…最近放課後残ってたみたいだけど、どうしたんだろ」


「わからないね、告白の噂もある…。」





告白となんかの両立




調理実習はもう終わったらしい