空が青いって誰が決めたの?

「瑞葵ー!あれあれ?
渚くん…?」


「唖架梨…」



二つ結びの髪がゆらゆら
揺れる



「誰?この子」

「クラスが同じで、唖梨架」


私じゃなく唖梨架に聞いてほしい…



「中学同じだったじゃん!」

「ごめん…忘れてる」



眉を潜める、唖梨架



忘れるとかどうかしてる



「渚くん、女……子………味なか………た……に」



うつ向いて、独り言のようにいう唖梨架の言葉が理解できない



私たちの方を向き直ったときはケロッとしたいつもの顔で


「渚くん!お弁当分けて分けて!」


「無理…自分のなくなるから」


弁当の中身をみてもまだたくさんあった。



分けてあげればいいのに



「じゃあ私、行く」


「んじゃあな瑞葵」



二人を残すのは少しいやだけど…



中学時代も話したいだろうし