不安ながら教室に戻った




「なっ!瑞葵…誰につけられたの?」




奈々は痛々しそうに私の跡をみる




そんなに付けられたのか




性欲処理のために…男なら仕方ないか恨んでも誰も味方してくれない




「奈々…また新しい解答者候補が現れた」

「そうなの…?いつ答えだしてくれるの?」

「それは…わかんない」




あしたかも知れないし、ずーっと先かもしれない




唖梨架も他のみんなも嘘のないように約束してくれた




だからきっと今回は信じられる