私は、ここで意識を失った。


愛しい人の声を聞きながら。







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ん・・・。



どこだろう。



しんと静まり返った白い部屋。




ここが・・・天国??



私、ホントに死んじゃったの??





    「あ、起きた??」





聞き覚えのある声。


優しくて、安心する声。



・・・そう。大好きな人に似た・・・そんな声。





    「美鈴。」




え・・・??



目の前の人影は、


間違いなく、私の大好きな人。


好きで、好きで、好きでたまらない人。