「・・そろそろ戻るか」

少年はいつものように

自室に戻ろうとした

だが

今日はいつもと違った

「ん?・・・誰だ、あれ」

少年はいつもの風景の中に

一人の少女を見つけた

少年はしばらく少女を見ていた

すると少女は

少年の視線に気付いたのか

微笑みながら

フェンスの近くまで来た