消しゴムをくれた女の子

俺が妄想をしていたワンシーンが実際に現実と成った。

夕日を浴びた海辺で・・・


サトミと二人切り・・・


俺はジュースを飲みながら舞い上がっていた。


チラチラとサトミの夕日に照らされた横顔を見つめる。



サトミ「あのね」



気が付くとサトミが俺に可愛い笑顔を向けていた。


サトミ「福田・・・怒ってる・・・?」

俺「え?」
サトミ「私が黙って引っ越した事・・・」

俺「怒ってないよ・・・別に・・・びっくりしたけど」


俺が笑顔で答えると、サトミは少しホッとした表情になった。


サトミ「なんだ・・・昨日福田君と会ってから全然喋ってくれなかったから・・・怒ってるのかと思ってた・・・」


違います。


俺「大丈夫・・・!怒ってたけどもう忘れた」


笑いながら、俺はそう言う。
怒っては無いけど忘れた事は一日足りとも有りません。


サトミ「そっかー・・・でも福田君喋ってくれなかったじゃん」
俺「そう?あんま意識して無かったなぁ?」


すみません意識しまくってました。