消しゴムをくれた女の子

俺はサトミを見る。

サトミはペチッと自分の額を叩いた。

なんだそのオッサンみたいなリアクションは。

サトミは恥ずかしそうに俺を見た。


サトミ「ゴメン・・・そー言えば小銭全部使ったんだった・・・だから無くても気がつかなかったの・・・」


カワユス。

俺は笑ってポケットから自分の財布を出して自販機にお金を入れた。


俺「どうぞ・・・」
サトミ「いや、悪いよ・・・持って来て貰った上に・・・」
俺「良いから・・・元々は板倉が悪いんだし・・・!」


実際にそうだから。


サトミ「じゃあ明日遊ぶ時に喉渇いたら言って・・・その時は私が出すから・・・」


サトミはボタンを押した。

俺もジュースを買う。



二人で防波堤に座りジュースを飲んだ。