俺が・・・覚えているのは・・・




サトミの・・・特上の笑顔だった・・・





サトミ達と別れて宿への帰り道、俺は道端で吐いた。

多分余りの衝撃でだと思う。

森君が背中をさすってくれていた。

俺の家族は胃腸が弱いんかな?

森君の話では俺と板倉が宿に帰った後にそのまま花火をしているとサトミがやって来たそうだ。

森君は一瞬誰か分からなかったらしい。

そしたらサトミが
「森君!」
と言って来てサトミだと分かった。

サトミも昼間の女の子達と同じ民宿でバイトに来ており、

昼間はシフトで海に来れなかったそうな