消しゴムをくれた女の子

仕事の時間になり彼女達と別れた。


全くモテなかった板倉がショゲてトボトボと自転車をこぐ。



森君「なんで元気無いの?」
板倉「うるせー!盗撮野郎が!!!」



板倉は切れていた。



森君「あの子らと夜に一緒に花火しようて事になったんだけど」



板倉「森・・・さん・・・とお呼びして良いですか?」



板倉の元気が戻った。



俺はあの子らの中にサトミが居れば良かったのに・・・

それしか考えて無かったよ。



花火には昼間見た子以外の女の子が一人加わっていた。

昼間のシフトの子だったらしい。
皆で楽しく花火をする。


その最中に俺はまた厨ニ病(2ちゃんねる用語で中学二年生の男子が起こす妄想癖、自分に酔う事。ほとんどの男子が起こす病)の発作を起こし、

注目を浴びたくて一人で波打際にしゃがんで海を見つめる。


早く、誰か早くタイムマシーンで俺を殺して来てくれ。