消しゴムをくれた女の子

翌日目を覚ました時に俺はすぐに携帯電話を見た。

そしてサトミのアドレスを検索・・・


有った。


俺は夢かと思ったんだ。


俺はカーテンを開けて夏の日差しを浴びた。

時刻はすっかり昼だった。

寝すぎと酒で頭がボーっとしていた。

俺は携帯電話を手に取る。



・・・もう電話しても良い・・・かな?



俺は緊張して来た。

少し躊躇をした・・・


が、自分で自分に笑えた。


何年待ったんだ・・・行けよ・・・


そして・・・俺はゆっくり発信を押した・・・


呼び出し音が響く・・・

いつも、いつもこの時は俺は緊張する・・・

出てくれるだろうか?

そして嫌がられないだろうか?

そう考えたが・・・


サトミは電話に出た。