消しゴムをくれた女の子

ダイニングバーに入りお酒を頼む。

急にサトミが頬杖をついて笑った。



サトミ「福田君て、結構お店知ってるねー」
俺「まあ、俺も大人に成った、て事で・・・」

サトミ「ねえねえ、結構女の子とこう言う所来るの?」
俺「いや、あんまりだよ」

サトミ「ホントー?結構女の子泣かしてるんじゃ無いのー?」



俺はその言葉に一瞬チクリと胸が痛んだ。


サトミ「福田君モテるもんなー」



どこの福田の話しだ。



俺「嫌々、もてねーし」
サトミ「嘘だ・・・!どんだけ女の子を泣かせたの?お姉さんに教えなさい!」



そう言ってサトミが俺の手を指先でツンツンして来た。

ちょっとドキドキする。

俺はこの勢いに乗じた。



俺「石原はどうなんだよ・・・お前モテるだろ」
サトミ「うーん、私?・・・私は・・・」



そう言って俺の顔を見る。



サトミ「ナイショ・・・!」
俺「殴んぞ」



なんかそれ以上聞けなかった。
全然成長して無い俺。