消しゴムをくれた女の子

その言葉を聞いたカズミは下を向く。


俺のシャツの裾を握っていた手に力がこもる。
俺らは黙っていた。


テレビのバラエティ番組の中でみんなが笑ってる。


笑うな。


身勝手にそえ思った。




カズミ「・・・なんで・・・?」




カズミが呟く。




カズミ「私・・・なんかした?ダメだった・・・?」




俺は黙って首を振る。



そこから二人とも再び黙る。


テレビの笑い声がうぜえ。


みんな死ね。


カズミの鼻を啜る音が聞こえて来た。



そして声をあげて泣き出した。



俺はどうする事も出来ずにただ黙っていた。