消しゴムをくれた女の子

俺らは黙って歩く。

大学を出て駅まで歩く。

カズミも俺も何も喋らない。
ただ黙っていた。


駅前の公園に来た時、俺はカズミに言う。


俺「ちょっと・・・話をしない・・・?」


俺がそう言って公園を指差す。



が・・・

カズミ「ヤダ・・・」

そう答えた。



俺は一瞬へこたれそうになった。

だがここで引いたらダメだ。





俺「・・・頼む・・・少し話を聞いてく・・・」「知ってる・・・」






カズミが俺の言葉にかぶせて、そう言った。