消しゴムをくれた女の子

多分翌々日だったと思う。俺はサトミの家との中間地点で待ち合わせをした。

その日はカズミには板倉と飯を食いに行くと嘘をついた。


カズミが「楽しんで来てね〜」


と笑顔で言った事に物凄く罪悪感を感じた。


正直、待ち合わせの場所に行くまで、何度かサトミに中止しようと告げようかと思った。

駅に到着してサトミを待っている間も、後悔が押し寄せ出す。

俺は本当に最低な事をしていたんだ・・・


だけど、サトミの姿を見た瞬間にその罪悪感は全て吹き飛んだ・・・


サトミ「ゴメン、ひょっとして遅れた?」
俺「いや、俺が早過ぎた・・・ワクワクしてたんだ・・・!」


俺の言葉にサトミが俺を見上げた。


俺「なに?」
サトミ「ううん・・・福田君なんか大人に成ったね・・・」

俺「だろ?ピーマンも食べれる様に成ったよ」
サトミ「バカ・・・!」


なんか凄い自然だった。

二人でダイニングバーに入る。お酒を飲んで飯を食べる。

昔話に花咲いた。