消しゴムをくれた女の子

その日はカズミと飯を食って、俺の家に行った。

そしていつもの様にセックス・・・


けどね、俺は本当にカズミに申し訳無いんだが・・・
心ここに有らずだった。

俺は、カズミと普通に喋ったり、セックスしたりしながら・・・




サトミの事を考えていた・・・

ずっと頭から離れなかった。




確かその翌日だったか、夜中に森君が一人で俺の家に来た。

森君は家にケーブルテレビを引いたらアニメを見すぎて大学に行けないとぼやいていた。

知らんがな。


俺「森君さあ」
森君「うん?」

俺「あの・・・高2の時に出会ったさ、女の子達覚えてる・・・?」
森君「高2・・・あの海の時の?」

俺「そうそう」
森君「あの俺がモテモテだった時の・・・?」



何故か森君の眼鏡がキラリと光った。