消しゴムをくれた女の子

俺「ドラゴンアッシュ」
カズミ「私も聴いて良い?」

俺「絶対ヤダ・・・!」
カズミ「えーー!!!」
俺「嘘だよ!良いよ・・・!」


カズミは俺の隣に座り一緒に音楽を聴く。

窓の外に景色が凄い速さで通りすぎていく。

イヤホンを二人で付けると自然肩を寄せ合う形になった。


カズミ「お腹減ったねー」
俺「だなぁ」
カズミ「帰りにご飯食べて帰らない?」


その言葉に俺はカズミを見た。


俺「なあ」
カズミ「うん?」



俺「なんで・・・喋ってくれなかったの・・・?」



俺は何を聞くんだ、そう思った。

カズミは少し下を向いた後に背もたれに頭を乗せて、
顔だけを向けて俺を見つめた。




カズミ「・・・諦めようかな・・・って思って・・・でも・・・無理だった・・・」




そう少し悲しそうな顔で言う。


俺は心臓が爆発するかと思う位、鼓動が激しかった。